
築浅 vs リノベ物件。どちらが“本当にお得”なのか?
部屋探しのときに「築浅がいいのか、リノベ物件でも大丈夫なのか?」
一度は迷ったことがある人も多いはず。
見た目はどちらもきれい。
でも、**「本当のお得さ」**は、見た目だけではわからないんです。
築浅物件の魅力とリアル
**築浅(築3〜5年以内)**の物件は、最新の設備・耐震基準・断熱性能が魅力。
キッチン・浴室・トイレもピカピカで、清潔感があります。
ただし、家賃は少し高め。
築年数の浅さ=新しさの価値が家賃に反映されているからです。
メリット
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設備が新しくトラブルが少ない
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生活導線が最新設計(収納・コンセントなど)
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管理がしっかりしている物件が多い
デメリット
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家賃が高め
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人気が集中して競争率が高い
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まだ周辺環境が落ち着いていない場合も
ポイント: 「家賃プレミアムを払っても“安心と手間の少なさ”を買うタイプ」
リノベーション物件の魅力とリアル
築20〜30年の建物を、中身を丸ごとリニューアルした物件。
見た目は新築のようでも、構造自体は既存の建物です。
メリット
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家賃が築浅より割安
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デザイン性が高く“おしゃれ見え”する
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立地が良いエリアにあることが多い(駅近など)
デメリット
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建物の断熱・防音・配管は古いままのことも
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外観とのギャップに驚く人も
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施工業者によって品質に差が出やすい
ポイント: 「見た目とコスパを両立したい人には最適。ただし“リノベの質”を見る目が必要」

実際どっちが“お得”?
不動産の現場で見る限り、
コスパで言えば“リノベ物件”がやや有利。
ただし、
✅ 築浅=安心・快適・維持コスト少なめ
✅ リノベ=デザイン性・コスパ重視・立地◎
結論としては、
「安心感を取るか、コスパを取るか。」
ライフスタイルに合わせて選ぶのが一番満足度が高いです。
プロの見分け方:リノベ物件は“ここ”をチェック!
1️⃣ 水回り(特に配管)まで交換しているか
2️⃣ 床下・天井裏の断熱材を入れ替えているか
3️⃣ 電気容量(ブレーカーのアンペア数)
4️⃣ 壁紙だけリフォームの“リノベ風”ではないか
これを押さえておけば、見た目に惑わされない選び方ができます。
まとめ:「築浅=正解」ではない
築浅は“間違いない”けれど、
リノベには“賢い選び方をすれば掘り出し物がある”という強みがあります。
新しさより、“暮らしやすさ”と“コスパ”を基準に選ぶのがコツ。